日本人の平均寿命2015

 日本人の平均寿命が過去最高を更新したようです。

 男性は約81歳、女性は約87歳です。

 しかしながら、どちらも世界一ではありません。

 世界一は男女ともに香港です。

 

 平均寿命の定義は、死亡率が今後ずっと変わらないとの仮定のもと、その年に生まれた0歳児があと何年生きられるか、です。

 この0歳児、将来「がん」「心臓病」「脳卒中」のいずれかで死亡する確率は男性で51.60%、女性で46.92%だそうです。

 さらには、これらの病気で亡くなる人がいなくなると仮定すると、平均寿命は男性で7.16歳、女性で5.88歳伸びるそうです。

 日本国内の調査では、進行・再発EGFR遺伝子変異陽性肺がんの患者さん1650人あまりを調べたところ、5年生存割合は20%を超えていたとのこと。

 経済的な問題をはらんでいるものの新薬の開発は引き続き活発で、まだまだ平均寿命は延びそうです。