2017-01-01から1ヶ月間の記事一覧

再生検を取り巻く環境の変化

年明けに煩った鼻水と咳が未だに尾を引いていて、すっきりしない。 もう2週間になる。 年が明けるとともに、身の回りでインフルエンザ患者が激増した。 わが職場で、2016年12月期にインフルエンザと診断された患者はわずか1人だった。 2017年1月になると、半…

PD-L1発現の評価

Pembrolizumabの臨床導入に向けて、少しずつ体制が整いつつある。 効果予測因子として知られるPD-L1発現状態を調べる22C3抗体は既に厚労省の承認を受けているらしい。 Pembrolizumab自体は9月に悪性黒色腫に対して製造販売承認、12月に非小細胞肺癌に対して…

終末期の鎮静(再掲)

Uさんが亡くなってもう2年を超える。 生活保護を受けておられたせいもあるだろうが、病院から送り出す際、家族のお見送りはたった一人で、軽ワゴン車に載せられて去っていくのがとても切なかった。 最後は誰もみな等しく灰になったり土に還ったりするわけだ…

理事長報告

第57回日本肺癌学会より <理事長報告> ・日本肺癌学会 7615人の会員が所属 準会員も150人程度所属 ・肺癌取り扱い規約第8版 2017年1月1日より発効、運用開始 UICC TNM staging 8th editionに準拠 ・pivotal trials KEYNOTE-024: ESMO 2016 J-ALEX: ASCO 20…

フランスの演者から

第57回日本肺癌学会総会から ランチョンセミナー12 <Advanced NSCLC without targetable driver mutation> 1)two revolution in terms of advanced NSCLC treatment 1st revolution: EGFR mutation IPASS study From histological classification to g…