2017-10-13から1日間の記事一覧

Abemaも退場

細かいデータ開示は来年に持ち越されるようだが、サイクリン依存性キナーゼ阻害薬であるAbemaciclibは、第III相臨床試験でErlotinibに対する優越性を示せなかった。 予後不良とされるKRAS遺伝子変異に対する治療効果が期待されていたが、残念な結末に終わっ…

モテサニブ、退場

マルチキナーゼ活性を有する小分子VEGFR阻害薬、モテサニブは、残念ながら有意な治療効果を示せなかった。 VEGFやVEGFRをターゲットとした薬は、なかなかうまく行かない。 bevacizumabやramcirumabは、このカテゴリーの薬の中では生存期間延長効果がかろうじ…