竹の内公民館にて

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5月25日土曜日に、別府市内の竹の内地区公民館にお邪魔して、地域住民の方々を対象に小さな講演会をしてきました。

添付の写真にあるとおり、スライドスクリーン、プロジェクター、パソコンを公民館に持ち込んでの、完全に手弁当の講演会です。

これまで、研究会や学会の会場での発表、いわば「医療を行う立場」の方々を相手にした講演や、あるいは医学部学生に対する講演ばかりだったので、新鮮な体験でした。

なんと言っても圧倒的に距離感が近い!

座布団に座って正座で講演するのも初めての経験でした。

講演内容のベースは、医学部の病院実習生、すなわち5年生を対象にした講義スライドを手直ししたものでしたが、長時間にもかかわらず皆さんしっかりついてきてくださいました。

終了後の質疑応答も非常に活発で、会長さんが「もう時間を超過しておりますので」と収めるまで絶えませんでした。

医療従事者・エキスパート同士の意見交換はもちろん大事ですが、地域住民の方々へこういった草の根的な啓蒙活動を行うのもとても大切ですよね。

大学に籠っていては巡り合えない、貴重な体験をさせていただきました。

今年度に入って開始した当院主催の「いきいき健康塾」でも、内容を膨らませてお話しする予定です。