がん診療連携拠点病院等院内がん登録生存率集計

 今朝のNHKニュースで標記の話題が繰り返し取り上げられていた。

 https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180912/k10011625481000.html

 https://www.ncc.go.jp/jp/information/pr_release/2018/0912/index.html

 https://ganjoho.jp/reg_stat/statistics/brochure/hosp_c_reg_surv.html

 https://ganjoho.jp/data/reg_stat/statistics/brochure/hosp_c_reg_surv_3_2008-2009.pdf

 この結果をまとめるには膨大な労力や資金を必要としたはず。

 データをまとめられた関係者すべてに賛辞を送りたい。

 それとともに、データは10年前に診断された患者に関するものであり、少なくとも肺がんの領域においては現在の実診療を必ずしも反映していないこと(この当時にも当該施設で診療していた医師の実感として、たぶん現在の方が治療成績は向上していると感じている)、それなりの医学知識や統計知識を持った人が今回のデータを解釈しないと、曲解してしまいかねないことは明記しておきたい。