2017-04-02から1日間の記事一覧

Alectinibの効果、3年たってもまだ先は見通せず−AF001JP試験

Alectinibの効果、果たしていつまで続くのか。 ALK阻害薬治療歴のないALK融合遺伝子陽性患者に対するAlectinibの有効性を検討するAF001JP試験、3年の経過観察期間をおいてもまだ生存解析の先行きが見通せないとのこと。 今回の論文では、Alectinibの効果の息…

全身状態が悪いALK陽性患者さんへのAlectinib(LOGiK1401)

状態が悪い(=PS2以上)EGFR遺伝子変異陽性の肺がん患者さんにgefitinibが有効なことは既に示されていた。 →http://ascopubs.org/doi/abs/10.1200/jco.2008.18.7658 今回の報告は、同じくPS2以上のALK融合遺伝子陽性の肺がん患者さんにalectinibが有効かど…

免疫チェックポイント阻害薬と免疫関連肺臓炎

非小細胞肺がんは治療の選択肢が増えたが、黒色腫ではBRAF変異がなければ、免疫チェックポイント阻害薬以外にはパッとした治療法がない。 皮膚科と呼吸器内科の間で、免疫チェックポイント阻害薬の再開をすべきか否か、という議論が持ち上がっていたが、Grad…