2017-10-14から1日間の記事一覧

・免疫関連有害事象と治療効果

免疫チェックポイント阻害薬は、我が国の実地臨床で使えるようになってからまだ日が浅いです。 今回の解析も、2015年12月から2016年8月にかけてニボルマブの治療が開始された患者が対象で、2016年12月時点でデータカットオフとのことですから、追跡期間が4ヶ…

ARCHER 1050 論文化

EGFR遺伝子変異陽性の進行非小細胞肺癌を対象に、一次治療においてダコミチニブがイレッサに対して有意に無増悪生存期間を延長した。 今後、オシメルチニブとどうやって住み分けるか。 EGFR遺伝子変異陽性肺癌の一次治療 By Matthew Stenger Posted: 10/5/20…

オシメルチニブ、EGFR変異陽性肺癌の一次治療としてブレークスルー指定へ

FLAURA試験の結果が出た以上、本承認でもいいと思うのだが、全生存期間の解析結果を待って、ということかも知れない。 初回治療からオシメルチニブを使えば迷うことはないのだが、その一方でゲフィチニブ、エルロチニブ、アファチニブでも長期奏効している患…