2018年8月付けで、
「がん化学療法後に増悪した切除不能な進行・再発の悪性胸膜中皮腫」
に対して、ニボルマブが使用できるようになった様子。
添付文書が改定されていた。
うかつにも知らなかった。
治療選択肢が増えるのはいいことだ。
https://www.opdivo.jp/drug_info_files/drug_info/opdivo/info/21000127/tenpu_revised_201808.pdf
国内第II相ONO-4538-41試験では、ペメトレキセド・プラチナ併用治療で進行した2次治療以降の悪性胸膜中皮腫患者に対し、ニボルマブ240mg/日単剤を2週ごと投与し、安全性と有効性を評価した。
腫瘍縮小効果に関する解析では、部分奏効(PR)は34例中10例(29.4%)に認められた。
シスプラチン・ペメトレキセド併用療法の効果が乏しいとされる肉腫型、二相型(上皮型と肉腫型が混在するもの)でも効果がみられている。
全生存期間(OS)はまだ中央値に達していない(解析時点で、半数以上の患者さんが生存している)。
無増悪生存期間(PFS)は6.1ヵ月だった