CheckMate 017 / 057の統合解析・・・5年生存割合は

 進行非小細胞肺癌に対する二次治療におけるニボルマブの有用性を検討したCheckMate 017 / 057試験。  5年生存割合のデータがWCLC2019で公表されていた。  二次治療からの5年生存割合が13.4%、5年無増悪生存割合が8.0%というのは立派な成績。  TPS<1%でも5年生存割合は8.0%。    「この治療をすれば、8人に1人は5年生存できますよ」 なんて、殺細胞性抗腫瘍薬だけしかなかったころには口が裂けても言えなかった。  ドライバー遺伝子変異陽性の患者に対してならともかく、陰性の患者にもこうしたことが言える世の中になったのはありがたい。