2021年01月22日、標記のテーマでオンライン講演会がありました。
幸い開始時刻に間に合うように帰宅できたので、夕食は後回しにして自宅から視聴しました。
とても勉強になったので、少しだけ復習しました。
・免疫チェックポイント阻害薬に関わる代表的な有害事象とその症状
こうしてみると、症状として注意すべきチェック項目が無数にあることがよくわかります。
免疫チェックポイント阻害薬が肺がん治療で使えるようになってから、肺がん診療に携わる呼吸器内科医の一般内科スキルは、随分と向上したのではないでしょうか。
・肝機能障害時の対策
肝機能障害は、起こり方によっては厄介な病態です。
私は、最初にウルソを投与してお茶を濁します。
ひどくなると結構な高用量のステロイドが必要になることもあるみたいです。
重症例ではミコフェノール酸モフェチルが使われるのだとか。
重症例を経験した先生のお言葉では、日頃からこうした病態に携わっている消化器内科医や肝臓内科医に早めに相談して助言を求めるのが大切なのだそうです。
・皮膚障害時の対策
皮膚トラブルは比較的よく遭遇する有害事象で、なんとなくステロイド外用薬で凌ぐことが多かったです。