2018年4月18日、抗PD-L1抗体としては初めて、アテゾリズマブが使用可能になった。
進行非小細胞肺がん患者を対象に、PD-L1の発現状態によらず、二次療法以降で使用可能となった。
これで二次治療で使える免疫チェックポイント阻害薬は3種類が犇くことになったが、アテゾリズマブがもっとも条件が甘い。
原則、全ての患者に使用可能である。
目下のところ、個人的な興味は、抗PD-1抗体使用後に病勢進行した場合、果たしてアテゾリズマブの効果が期待できるのか、ということである。
初回治療でペメトレキセドを使用し病勢進行、二次治療でペンブロリズマブを使用し病勢進行、脱毛は絶対に受け入れられない女性患者さん。
さて、次はなにを使用するか、となると・・・。