2019年 第59回日本呼吸器学会備忘録その8 日本呼吸器学会将来計画委員会

2019年 第59回日本呼吸器学会備忘録

 肺がん診療と直接関係ないけど、「がん診療のきんてん化」を考える上では重要な話。

 

<将来計画委員会の目標>

・学会員、専門医を増やす

男女共同参画社会を目指す

・労働環境の是正に寄与する

<他学会と比較>

・会員数は消化器学会の1/3、循環器学会の1/2

・学会員の数は呼吸器学会12,649人、循環器学会26,418人、消化器学会34,638人、内科学会111,438人

・学会員に占める専門医の割合は呼吸器学会49.1%(男性の50.3%、女性の44.0%)、循環器学会は53.4%、消化器学会は59.0%、ないか学会は23.9%

<年齢層>

・20歳代は不変

・30歳代から40歳代は減少

・60歳代は増加

<男女比>

・学会員に占める女性会員の割合は20%弱

<地域特性>

・関東 35.1%(専門医 36.7%)

・近畿 16.6%(専門医 16.1%)

・九州 13.8%(専門医 13.5%)

・四国 10.3%(専門医 9.4%)

・東海 10.1%(専門医 10.9%)

・東北 5.8%(専門医 5.3%)

・北海道 4.2%(専門医 3.9%)

<人口10万人あたりの会員数多い順ランキング>

1位:長崎県 18.3人

2位:徳島県 15.6人

3位:岡山県 15.4人

4位:東京都 14.8人

5位:奈良県 14.6人

<人口10万人当たりの呼吸器専門医多い順ランキング>

1位:長崎県

2位:東京都

3位:岡山県

4位:福岡県

5位:鳥取県

<人口10万人あたりの会員数少ない順ランキング>

1位:青森県 5.1人

2位:三重県 5.4人

3位:埼玉県 5.4人

4位:秋田県 6.2人

5位:福島県 6.3人

<人口10万人あたりの呼吸器専門医少ない順ランキング>

1位 福島県

2位 三重県

3位 秋田県

4位 青森県

5位 埼玉県

<そもそも・・・>

 内科志望者が減っている