IMpower132・・・KEYNOTE189には及ばず

 WCLC2018で公表されたIMpower132試験。  進行非小細胞非扁平上皮がん患者を対象に、プラチナ+ペメトレキセド併用療法に対するアテゾリズマブの上乗せ効果を検証した試験である。  無増悪生存期間は延長したが、全生存期間は統計学的有意に延長できなかった。  この分野では、プラチナ+ペメトレキセド+ペンブロリズマブ併用療法という、いわゆるKEYNOTE189レジメンという優れた治療法があるだけに、今回の治療レジメンに活躍の場はなさそうだ。  企業作成のパンフレットから図表を抜粋する。