CASPIAN試験・・・アテゾリズマブとデュルバルマブ、どっちがいいのか

 進展型小細胞がんに対しては、抗PD-1抗体よりも抗PD-L1抗体の方がいいんだろうか。  アテゾリズマブのIMpower133レジメンに続き、デュルバルマブもカルボプラチン+エトポシド併用療法に上乗せすることで、生存期間延長効果が得られることが2019年の世界肺癌会議で公表された。  企業作成のパンフレットから主要な内容を抜粋するので、詳細は以下を参照されたい。  無増悪生存期間中央値5.1ヶ月、生存期間中央値13.0ヶ月は、IMpower133レジメンとほぼ比肩する結果である。