最近の人工知能は、胸部レントゲン読影における結節影検出のお手伝いもしてくれるようです。
・EIRL Chest Noduleへのリンク
→https://eirl.ai/ja/eirl-chest_nodule/
見落としの頻度が減るのはとてもよいことです。
ときには過剰診断になることもあるかもしれません。
それでも、異常を見落とすくらいなら、過剰診断をしてCTで確認した方が建設的だと思います。
今のところ、あくまで医師の診断支援ツールという位置づけのようですが、将来的には健康診断のレントゲン読影を医師がする必要はなくなるのではないでしょうか。
健康診断のレントゲン読影は、一部の医師にとってはアルバイトの収入源にもなっているでしょうから、技術革新により人の仕事が人工知能に奪われる一例となるかもしれません。
こうした流れが加速すると、放射線画像診断に専従する医師の行く末が危ぶまれます。
腫瘍病理診断の世界にもいずれはこうした流れが来るかもしれません。