・オンコマインDxTTマルチCDx、コンパニオン診断にブリガチニブ追加承認

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 非小細胞肺がんのドライバー遺伝子変異を検出するマルチプレックス検査であるオンコマインDxTTマルチCDx、本検査でALK融合遺伝子陽性と判定されても、コンパニオン診断としてはクリゾチニブ、アレクチニブの使用根拠としてしか認められていませんでした。

 2022/03/07の改定で、ブリガチニブのコンパニオン診断としても承認されたそうです。

 

 

オンコマインDx_Target_Test_マルチCDxシステムのレポートの扱いについて.pdf

 

<一部変更承認後の「使用目的又は効果」>
本品は、下記の医薬品の適応判定の補助を目的として、対応する遺伝子変異等を検出する
非小細胞肺癌
⚫ BRAF 遺伝子 V600E 変異
✓ ダブラフェニブメシル酸塩及びトラメチニブ ジメチルスルホキシド付加物の併用投与
⚫ EGFR 遺伝子変異
✓ ゲフィチニブ
✓ エルロチニブ塩酸塩
✓ アファチニブマレイン酸
✓ オシメルチニブメシル酸塩
⚫ ALK 融合遺伝子
✓ クリゾチニブ
✓ アレクチニブ塩酸塩
✓ ブリグチニブ
⚫ ROS1 融合遺伝子
✓ クリゾチニブ
✓ エヌトレクチニブ
⚫ RET 融合遺伝子
✓ セルペルカチニブ