・CheckMate227試験 6年間追跡調査結果

 

 CheckMate227試験については、過去随分と記事を残して来ました。

 今回は6年追跡調査結果です。

 ニボルマブ+イピリムマブ併用療法による6年生存割合は16-22%とのこと。

 5年生存割合は20-25%でしたから、この1年間でも3-4%の変化があるようです。

 

 

 

Six-year Survival and HRQoL Outcomes with 1L Nivolumab + Ipilimumab in Patients with Metastatic NSCLC from CheckMate227

 

S.S. Ramalingam, S. Peters, et al. 
WCLC 2023, abst.#OA14.03
https://cattendee.abstractsonline.com/meeting/10925/Session/106

 

背景:

 CheckMate227試験のパート1において、進行非小細胞肺がん1次治療におけるニボルマブ+イピリムマブ併用療法は、化学療法と比較して長期の持続的な生存期間延長効果を示した。今回は6年間追跡調査結果について報告する。

 

方法:

 未治療、EGFR/ALK野生型、ECOG-PS 0-1のIV期もしくは術後再発非小細胞肺がん患者を対象とした。PD-L1≧1%の患者はニボルマブ+イピリムマブ併用療法群、ニボルマブ単剤療法群、化学療法群に無作為割付された。PD-L1<1%の患者はニボルマブ+イピリムマブ併用療法群、ニボルマブ+化学療法群、化学療法群に無作為割付された。評価項目には全生存期間、無増悪生存期間、奏効割合奏効持続期間を含めた。

 

結果:

 2023/02/21まで(追跡期間最短値73.5ヶ月)のデータに基づいて解析を行った。化学療法群と比較して、ニボルマブ+イピリムマブ併用療法群は生存期間延長効果の優位性を保っていた。6年生存割合は、PD-L1≧1%の患者集団ではニボルマブ+イピリムマブ併用療法群で22%、化学療法群で13%、PD-L1<1%の患者集団ではニボルマブ+イピリムマブ併用療法群で16%、化学療法群で5%だった。

 

 

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